
はじめに
5月の愛媛県南予地域は、アジングにとって最盛期のひとつです。
特に宇和海沿岸では、水温の上昇とともに活性が上がり、20cm以上の良型アジの釣果が期待できます。
また、黒潮の蛇行が収束し、潮流が安定したことで、アジの回遊パターンにも好影響を与えています。
この記事では、南予地域での5月アジングにおける最新の釣況、狙い方、装備、実績ポイントをまとめています。
これくらいのサイズはよく釣れる?

わらしのくらしかるて
🎯 5月の南予アジングの特徴
- 水温の上昇で活性アップ
5月は水温15〜20℃に達し、アジの動きが活発に。回遊頻度が高まり、特に朝夕マズメ時に釣果が集中します。 - 良型アジの接岸期
産卵を控えた良型の群れが接岸。20〜25cm級が中心で、タイミング次第では28cmクラスも狙えます。 - 黒潮蛇行の収束による潮流の安定
潮の流れが安定し、アジの群れの動きも読みやすくなっています。
📍 南予エリアのおすすめポイント
宇和島市・津島町周辺
- 潮通しが良く、常夜灯のあるポイントが多い
- 明暗の境目にアジが集まりやすい
- 初心者にもおすすめ
愛南町・深浦港周辺
- 水深があり大型アジが狙える
- 潮が速いエリアではドリフト釣法が有効
- 濁りが出た時はワームカラーを明暗分けると効果的
伊方町(瀬戸内海側・瀬戸内海側)
- 伊方町は長年アジングのメッカとして有名な地域です。
大型アジが狙えることで秋〜初冬にかけて県内外からアジンガーが訪れることでも有名。 - 瀬戸内側は”セグロ”と呼ばれる背中が黒いアジが多く、30〜50cmの大きなサイズが狙いやすい地域。5月も数釣りは出来、スクールで回遊している場合も少しレンジを落とすと簡単に釣れる場合も多い。
- 宇和海側はメタボな脂肪が多いアジが有名です。水深があり、ある程度下のレンジを狙うと良型を狙いやすい。
- 他方ではマナーの悪さで釣り禁止の漁港も増えており、釣り場が減少傾向にあるのも事実としてあります。
貴重な釣り場を守るべく、基本的なマナーは厳守しての釣行をお願いします。
🛠️ 装備とリグ:南予のアジに効くタックル構成
✅ ロッド
- 6〜7フィート前後のライトゲームロッド
→ 実際は6フィート前後がジグ単では狙いやすく手返しも良い。 - ソリッドティップ推奨(操作感と感度を両立)
→ 最近は2万円前後でも感度の良いものは多数あり
✅ リール
- 2000〜2500番のスピニングリール
- ドラグ性能の安定したものがベスト
✅ ライン構成(エステルライン推奨)
ライン種類 | 号数 | 特徴 |
---|---|---|
エステルライン | 0.3〜0.4号 | 感度抜群・風に強い・レンジキープがしやすい |
リーダー | フロロ0.8〜1.0号 | 根ズレ対策。結束はFGまたはトリプルエイト推奨 |
🎣 実績ルアー&釣り方
ワーム
- 1.8〜2.5インチ:ストレート or ピンテール
- カラー:夜間はグロー・パール、日中はクリア系やナチュラル
ジグヘッド
- 重量:0.4g〜1.5g
- フック:#8〜#12(掛け重視)
誘い方
- 基本は「ただ巻き+ストップ」
- 潮が速いエリアではドリフト+フォール
- レンジ探りを数カウントで行うと反応が明確に
📝 まとめ
5月の愛媛・南予エリアは、エステルラインと感度重視のタックルを活かしたアジングで、良型アジが狙える絶好のタイミング。
伊方町や愛南町、宇和島周辺の実績ポイントを活用し、朝夕マズメを中心に釣果アップを狙いましょう!
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